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第451回東京五輪乾杯酒にawa酒を

永井則吉氏

awa酒協会代表理事(永井酒造代表取締役社長)

永井則吉氏

ながい のりよし

1972年生まれ。群馬県川場村出身。1994年東海大学工学部建築学科卒業、永井酒造入社。2003年「MIZUBASHO PURE」製造試験開始、05年仏・シャンパーニュ留学。13年同社代表取締役社長。16年awa酒協会代表理事

「2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、awa酒をウェルカム乾杯酒として、様々な国から訪れる外国人観光客を大いに歓迎していきたい。また、世界の乾杯シーンでフランスのシャンパーニュやスペインのカヴァと肩を並べる存在になるよう、様々な取組に挑んでいく」と語ったのは11月に設立されたawa酒協会代表理事の永井氏。前述の発言は今年4月に開催された「第1回awa酒認定証授与式」で挨拶として話したもの。

「awa酒」とは①米、米こうじ及び水のみを使用し、日本酒であること。②国産米を100%使用し、かつ農産物検査法により3等以上に格付けされた米を原料とするものであること。③醸造中の自然発酵による炭酸ガスのみを保有していること。④外観は視覚的に透明であり、抜栓後容器に注いだ時に一筋泡を生じること。⑤アルコール分は、10度以上であること。⑥ガス圧は20℃で3.5バール(0.35メガパスカル)以上であること―以上6つの基準を満たした日本酒を同協会が認定するもの。また、品質基準として①常温で3カ月以上、香味、品質が安定していること。②火入れ殺菌を行うことの2つを定める。

かなり厳しい基準を設けているが、永井氏は「安定した酒質を目指すための厳しい基準。認定した商品について、品質のブレがあれば信頼が失われる。それを防ぐために理事で協議をし、結果的にこういった基準になった。シャンパーニュ並みの信頼を得るためには当然」と話す。

同協会設立の目的は「awa酒の普及と認定基準の運用」ということだが、永井氏はさらに付け加え「共にawa酒を広める同志を集めたかった。1人でやっていても限界があるが、仲間がいればその分アンテナも広く張れる。仲間が多ければそのアンテナも大きく、自分が予想もしていなかったところから声がかかることもある。そのメリットは自分だけでなく、仲間全員が享受できるもの。現在協会の活動に賛同して頂いているのは9蔵だが、問い合わせも多く、今後さらに増えていくと思う」と話す。

永井氏が「awa酒」に関わり始めたのは2003年から。「世界で勝負ができる日本酒を造りたい」という想いから「awa酒」への挑戦が始まった。自信が理想とする目標を「シャンパーニュのブリュット」と話し、理想を実現するために700回以上の失敗を経験。2005年には目標とするものがあるフランス・シャンパーニュへ留学し、現在「awa酒」として認定されている「水芭蕉Pure」のレシピを完成させた。同商品を製造する際に使われる技術についても、3つの特許を取得している。

目標としていた世界への進出だが、現在ニューヨークのミシュラン三ツ星レストラン「ダニエル」で同商品がワインリストに載るなど着実に成果を上げており、今後も積極的な海外展開を行う意向だ。

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