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【オリーブオイル特集】

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【オリーブオイル特集】 (8/10)

◎家庭用中心に堅調な拡大、今年度は400億円市場目指す
◎植物油の健康評価高まり背景に
 
 
オリーブ油市場は引き続き家庭用中心に堅調に拡大しており、今年度は市場規模400億円の大台を目指して、取り扱い各社では、かけ用途・生食用途や、新メニュー提案、ギフトも含めた商品ラインアップ強化などを通じて、営業・拡販に注力する方針を示している。一方で、16年産オリーブ油は、主要生産国で軒並み減産となったことなどから現地相場は高騰、コスト環境が厳しさを増していることから、10月から価格改定を実施する動きも出ている。
 
 
〈相場高騰、10月から価格改定へ〉
 
 
製油メーカーによれば、16年度の家庭用オリーブ油市場は、前年度比5.1%増の364億円と、引き続き堅調に拡大したとしている。
 
 
植物油の健康性に対する評価の高まりを背景に、アヒージョなど新メニューの定着に加えて、かけ用途・生食用途の広がりが市場を後押ししたとみられる。
 
 
取り扱い各社では、オリーブ油の購入経験率は依然として50%前後にとどまっていることなどから、かけ用途を中心に訴求していくことで、さらなる市場拡大は十分可能と判断しており、今年度は400億円の大台を目指して、店頭活動やネットなどを通じて、提案活動に取り組む方針を示している。
 
 
一方で、16年産オリーブ油は、スペイン、イタリアといった主要生産国で減産となったことや、イタリアでは悪天候による虫害もあって現地相場が高騰するなど、コスト環境が厳しさを増していることは懸念材料だ。
 
 
日清オイリオグループはこれ以上のコスト吸収は難しいとして、10月1日納入分から、「日清やさし~く香るエキストラバージンオリーブオイル」など、日清ブランドの家庭用オリーブ油5品を10%以上の価格改定を行うことをこのほど発表しており、競合他社も同様のコスト環境にあることから、価格改定を検討しているもようだ。その意味では、市場拡大に合わせた、高品質のオリーブ油の安定確保も中長期的な課題になると思われる。

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