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第47回 食品産業技術功労賞 6部門の34件、独自技術を駆使

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第47回 食品産業技術功労賞 6部門の34件、独自技術を駆使 (10/12)

食品産業新聞社が主催する第47回食品産業技術功労賞の受賞商品およびテーマが10月6日開催の最終審査(村上秀德審査委員長)で決定した。今回は6部門の34件が受賞、部門別内訳は商品・技術部門21件、資材・機器・システム部門1件、マーケティング部門8件、国際部門2件、環境・CSR部門1件、地方発部門1件。商品・技術部門では独自技術を背景にしたヒット商品が続々と受賞した。また、農産物の輸出振興が活発化している中、輸出・国際普及関連が2件受賞した。
 
今回、受賞した商品をみると、独自技術を駆使した新商品がヒットし、受賞につながったケースが目立った。その切り口は例年どおり、健康、簡便、おいしさが多いが、環境配慮や国産農産物振興の見地からの受賞も見られた。日本産食品の輸出や国際普及関連では国際部門の2件のほかにも輸出実績が評価された商品もあった。
 
商品・技術部門では、健康を切り口にした「クリアアサヒ贅沢ゼロ」や「零ICHI」のビール系およびビアテースト飲料、さらに「よいとき」「ニップンセラミド」などは独自技術の成果となる。簡便ニーズに対しては、「ボンカレーシリーズ」「かけうま麺用ソース」「カンタン黒酢」などが家庭内での簡便調理を可能にする。「もう一品」シリーズは市場が拡大中のチルド包装惣菜の有力商品だ。業務用でも簡便や労務軽減を可能にする商品が目立つ。「厚焼玉子(焼目入)」、おにぎり品質向上剤「ナイスライス」の2品、「THE WORLD MEATBALL」「日清スーパーロングシリーズ」などだ。
 
おいしさでヒットした商品も多い。「とろけるきなきこ」「クッタ」「豊潤あらびきウィンナー」「ゴールドブレンドコク深めボトルコーヒー」「ザ・チョコレート」バーアイス「パルム」などだ。おいしさの実現には独自技術が裏付けられている。「おからパウダー」は廃棄物の有効活用などの環境配慮、「ライスグラノーラ」は国産米需要振興により受賞。「メイバランス」は介護食市場(施設、家庭用)のヒット商品で明治から2品同時受賞となった。資材・機器・システム部門の「せいろパック」は独自技術の電子レンジ調理品の包装資材。すでに数十社で採用事例がある。
 
マーケティング部門では井村屋グループのあずき、エスビー食品のチューブ入り香辛料はそれぞれ技術的な裏付けで市場を開拓した。6Pチーズはロングセラー商品ながら新しい食べ方「焼きロッピー」を提案。「低糖質麺」「グッドバランスミート」は健康を切り口に市場開拓を実現した。宝焼酎はサワーベースという切り口で焼酎甲類の新たな提案を行った。FDスープ「tabeteゆかりの」はおいしさ、楽しさが評価された。はくばくは様々な商品開発により国産大麦の振興に貢献した。
 
国際部門の小林生麺はグルテンフリーめん、神明はコメ輸出の拡大が評価された。他部門ながら、むらせの「ライスグラノーラ」、エスビーのチューブ入り香辛料の輸出振興も注目された。
 
環境CSRの「美しい国から」プロジェクトは独自の販売ルートを持つことで地方の良質食材を全国に販売する点が評価された。地方発の「ロングライフチルド・クックフリーズ食品」は丁寧な加工により、おいしさとロングライフ、簡便性を実現し、医療機関から一般料飲店まで販路を拡大している。

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