09年の豚肉輸入 国内マーケット事情の悪化でチル、フロとも大幅に減少 (02/10)
09年の豚肉の輸入量は、チルドが前年比12.8%減の23.4万t、フローズンが14.6%減の46.9万t、合計で14.1%減の70.3万tと大幅な減少となった。チルドは、国産豚肉相場が8月以降、安定基準価格割れで推移したため、後半の輸入量が月1.8万t前後に抑えられた。フローズンは、前年の中国産代替え需要の反動もあって在庫消化がなかなか進まず、輸入抑制の機運が強まったことで大幅な減少となった。総輸入量は05年の87.3万tをピークに、06年は72.5万tに減少、07年、08年と増加傾向にあったが、09年は予想外の需要の冷え込みにより大幅な減少となった。09年の輸入量はピークとなった05年比で20%近い減少となっている。
国別の輸入量は、米国が前年比14.3%減の28.9万t、カナダが1.3%減の17.2万t、デンマークが23.1%減の12.3万t、メキシコが22.8%減の4.4万t、その他の国は16.2%減の7.5万tと、各国ともに前年を下回ったが、カナダは小幅な減少にとどまった。国別シェアは、米国が41.1%と5年連続で首位の座を確保。カナダは前年より3.1ポイント上昇して24.5%、デンマークはほぼ前年並みの17.5%。メキシコは0.7ポイント低下して6.2%となった。


