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畜産日報(日刊更新)

末端不振で豚部分肉逆ザヤ拡大、需要の強いウデ、バラ値上げの動き出る

枝肉相場の上中格差が縮まり堅調となってきているが、豚肉の末端消費はさらに不振感が強まり部分肉ベースでは逆ザヤが拡大し中間流通の販売は厳しい状況が強いられている。ただ、玉薄のウデ、バラの値上げの動きが強まりつつあり、これによって先行き不振のモモの需要も出てくるものとみられる。

豚肉の末端消費は、ウデとバラが中心で、カタロースとロースは価格対応により何とか回しているが、モモは動きが悪く全体の足を引っ張っている。現在、部分肉の仲間相場は、ウデが380~390円、バラが650円中心、カタロースが640~660円、ロースが700円割れ、モモが400円割れの状況となっている。末端から値下げ要求が強いが、「納品価格はすでに限界を超えており、これ以上の価格対応は無理」(問屋筋)という状況。

このため業界内では先行き不安が強まり、この打開策として需要が強く、先行き玉薄思惑の強いウデとバラの価格を値上げし、不振のモモの需要を喚起するとの動きが出てきている。ウデは400円以上、バラも700円以上に引き上げ、モモの需要を喚起してモモの相場も400円台に戻していくというもの。また、「3月に入れば潮目が変わる」との見方もあり、部分肉仲間相場引き上げのムードが強まりつつあり、今後の部分肉の相場動向が注目されるところ。