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畜産日報(日刊更新)

牛肉の末端消費不振感強まり切り落とし用も荷余り感、3月の棚替え需要に期待

 2月に入って食肉の末端消費は全体に低迷した展開となっているが、牛肉も和牛上級物を中心に荷動きは鈍化し、切り落とし用にも荷余り感がでてきている。量販筋では消費を刺激するために棚替えを早める動きもあり、今後の棚替えに合わせて需要も強まってくるものと期待される。
 12月までカタロースの動きが良く相場をけん引してきたが、1月以降、カタロースの動きが止まり、2月に入ってからは都市部での降雪によりさらに動きが悪化している。売れ筋は単価の安い切り落とし用が中心。年末まで不振が続いていたバラが切り落とし用に動いているが、荷余り感が強まったカタロースも切り落とし用に回っているため、ここに来て切り落とし用も荷余り感がでてきている。2月前半は、降雪による客数減で末端小売の牛肉の売上は昨対で70~80%という状況。スーパーの決算セールの需要も入ってはいるが、「量は限られている」という状況。外食需要も厳しい状況となっている。種別では、和牛上級物の動きが最も悪く、最近になって交雑種に動きが出てきており、全体が悪い中でも一つの明るい材料となっている。
 一方、末端の量販筋では、この消費不振の状況を打開するために、今年の棚替えを早めるという動きにあり、3月早々に棚替えするケースもあるようだ。この棚替えにより、牛肉の販促が強まるとの期待もあり、今後の棚替えの動向が注目されるところ。