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六甲バター17年度方針 商品力高め19年春新工場稼働へ(3月21日付)

 

六甲バターは、新工場(神戸市)の19年3月稼働に向け、今期は市場で圧倒的なシェアを占めるベビーチーズの更なる強化と、付加価値チーズの育成・定着、業務用製品の拡販で、売上基盤の一層の強化を図る。先日都内で開催の記者懇談会で、三宅宏和社長が話したもの。

新工場については、約28億円で取得した神戸市西区の神戸複合産業団内に建設し(面積5万1540平方㍍)、稲見工場、長野工場に次ぐ第3工場としてプロセスチーズ(PC)を製造し、「製造コストや市場競争力などの面で高いレベルの工場を目指す」と意気込みを示した。

16年度(12月期)については売上高が前年比4.7%増の471億円、経常利益は71.3%増の52億円で、うちチーズ売上高は業務用が前年並みで家庭用が伸長し、4.5%増の446億円、販売物量は4%増の3万1053t。輸入原料チーズ価格が弱含み、円高が追い風となり大幅な原価安となったことが利益を押し上げた。


家庭用の主力ベビーチーズは、家飲み需要を取り込み2ケタ近く伸長、スライスチーズも2ケタ増だった。

17年度については、既に輸入原料チーズ価格が反騰しており、円安傾向なことから「原価アップの影響が大きい」として、売上高は5.1%増の495億円、経常利益は23.2%減の40億円を見込む。

うち家庭用チーズは「様々な食シーンでいろいろなタイプ・味の製品を選んでもらう」をテーマに、主力品のラインアップ充実と付加価値品の育成に注力する、ベビーチーズはプレミアムシリーズの売上構成比を上げるべく、独自製法で熟成させた北海道産生カマンベール使用した新商品を今春投入、「プレミアム品はさほど仕掛けをしていないもののリピート率が高く、需要があると実感」(中島雅一専務取締役営業本部長)として、1品追加の5品体制で育成強化する。

また付加価値品「濃硬チーズ」シリーズに、同カマンベール配合の新商品を投入、驚きの美味しさでPCの価値向上にもつなげる。

同社がカテゴリーを開拓したチーズデザートについては、従来のラズベリー6Pをパワーアップさせた3種のベリー配合「ベリー・ベリー・ベリー」を投入、また野菜配合で朝食シーンを狙うチーズデザートベジには「アボガド&キウイ」を投入し、更なる市場活性化と売上規模拡大を図る。

なお業務用については、PCの製造技術を活かした製品を品揃えし、ユーザーの要望に対応して、売上拡大を目指す。

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