今日から10月。年度下期のスタートだ。後半の食品業界がどのように展開し、いかなる年度末を迎えるのだろうか。
今年度の上期は、はちみつの表示違反があった。北海道では食肉偽装や菓子の賞味期限改ざんなどの事件があった。諸コスト増に関わる食品値上げも相次いで発表された。食品業界にとってはあまりいいニュースがなかった。食品の値上げでは、「国民食」と言われるカレーの値上げ発表もあった。
そのカレーだが、夏場が消費需要の高まる時期にも関わらず、今年の夏は暑過ぎての食欲減退からか、いまいち盛り上がりに欠けた感じだ。何しろ8月16日には、多治見と熊谷で40・9度という日本の最高気温の記録更新といったおまけまで付く猛暑だった。越谷、館林でも40度を超えた。
食品値上げについては、下期に入っても続くことが予想される。安売りの味を占めている消費者が、どう反応するか気がかりだ。希望小売価格と実際の販売価格との乖離が気にかかる。値上げがストレートに浸透し、メーカーの体質向上につながり、ひいては食品業界全体の活性化につながるだろうか。
プロ野球の結末も見えてくる。日本ハムファイターズが北海道に喝を入れられるか。読売ジャイアンツが日本全体を盛り上げられるか。いずれにしても機を捉えながら食品業界全体に元気が出るよう、後半戦に期待したい。(10/8)


