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コラム

チリが「くるみ」の売り込み攻勢

アーモンドを中心にナッツ類の動きが良い。アーモンドはミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントを務めるエリカ・アンギャルさんのコメントに端を発し、いまだにその効果が続いているようだ。

ナッツ全般に栄養面での訴求が強く行われていることから、他のナッツにも好影響が波及している。

こうした環境下、チリが日本での「くるみ」市場を拡大しようと積極的なPRを始めた。チリは、世界有数の食品輸出国として有名で、その輸出額で世界9位を誇る。果物、魚介類、ワインなどが主要な輸出品目で日本でもおなじみだ。日本はチリにとって第3位の貿易相手国で、対日輸出額は約50億ドルにのぼる。ちなみに日本からの輸入額は25億ドルとなっている。

南半球第1位の生鮮果実輸出国であるチリは、世界第3位のくるみ輸出国でもある。地理的環境から病害虫の侵入を防げ、メリハリのある四季をもつ最高の環境によってチリ産のくるみが生み出される。

くるみの殻むきを手作業で行っていることで、外観の良さが保たれることもアピールポイントとしてあげている。テーブルナッツとしてはもちろん、ベーカリーや洋菓子でのデコレーション使用を可能にしている。

日本・チリ経済連携協定(EPA)で関税引き下げの対象にもなったことも、大きなバックアップになりそうだ。2012年には関税率が0%になる。(6/28)