ホーム > コラム > vol.34 梅酒ブームの背景に選ぶ楽しさ

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コラム

梅酒ブームの背景に選ぶ楽しさ

リニューアル1期工事を終えた甲子園球場で、選抜高校野球が始まった。少子化、スポーツの多様化などで球児の数が減少しているようだが、はつらつとプレーする姿はいつ見てもすがすがしい。

 

ところで全般的に飲酒量が減少傾向にあり、消費構造の多様化が進む中で、伸びているのがリキュール類。中でも梅酒はここ数年はブーム的に増加している。梅にゆかりの深い大阪天満宮境内で先日、第2回「日本一の梅酒決定戦」が開催され、茨城県の明利酒造の「百年梅酒」が日本一の梅酒に選ばれた。

 

一般審査では5958人が全国88社から出品された124アイテムを、「どの梅酒を飲もうかな」「バラ梅酒だって、珍しいわね」「純米吟醸仕込梅酒というのもはじめて」など、盆梅を観に訪れた中高年や女性のグループ、カップルなどがそれぞれの梅酒の特徴などを聞きながら審査している風景は、梅酒ブームを印象づけていた。

 

梅酒は家庭で簡単につくれ、健康に良く、体に優しいアルコールとして女性を中心にこれまでも根強い支持を得ていたが、昨今の梅酒ブームは低アルコール化も背景にあるが、バリエーションの豊かさにある。


仕込みのアルコールがホワイトリカーから純米吟醸酒、本格焼酎、泡盛、みりんまで、そして5年熟成や長期熟成、古酒など、味わいも黒糖やイチゴ、ゆず、バラなどいろいろな味わいがある。飲み方も冷やして、ロックで、中には清酒で割ってと、まさに自分好みに梅酒が楽しめるところに梅酒人気の秘密があるのではないか。(3/31)