少子高齢化に加え、若者のアルコール離れの影響もあって酒類の総需要は、減少傾向に歯止めがかからないが、さらに需要減、低価格志向が進みそうなアンケート結果が発表された。
それは、サラリーマンの毎月の小遣いが前年比2500円ダウンしたというもの。米ゼネラル・エレクトリック(GE)の子会社で個人向け金融サービス事業を展開するGEコンシューマー・ファイナンス(東京)が毎年発表している「サラリーマンの小遣い調査」によると、平均額が4年ぶりに減少したことが明らかになった。
小遣いの減少で昼食代も平均で570円と昨年より20円ダウンしている。同社では「景気の先行き不透明感の広がりや物価上昇に対して生活防衛意識の高まりが影響したもの」と分析している。また、「この先、物価が上昇するとしたら、あなたの生活にどのような影響があると思いますか」の問いに対して、最も多かった回答は、「外食費が減る(昼食代、飲み代を含む)」というもので、今後昼食代をはじめとする外食費については、しばらく節約ムードが続くかもしれないと予想している。
会社帰りに仲間と「ちょっと一杯」の回数が減り、家庭では生活防衛意識の高まりから「少しでも安いものを」などで、アルコール需要の減少傾向と低価格化の流れを加速させかねない。サラリーマンの小遣い事情を乾杯とともに吹き飛ばすようなビッグな新製品が提案がまたれる。(6/23)


