ホーム > コラム > vol.49 冷凍食品の「小容量サイズ」強化を

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コラム

冷凍食品の「小容量サイズ」強化を

酒類卸のリョーショクリカーは、酒を飲まない人に対して、夫婦で「1日1合」のキャンペーンを展開するという。20歳以上の人口の約4割が酒をたしなまないが、あえてこの層を対象にする。うまくいけば4日間で720mlが新たに消費される勘定となり、量的には少なくない。

 

さて、冷凍食品も消費者の4割くらいはほとんど購入しないか、購入しても月に1回程度。ここを広げることが大きな課題だ。お酒にもあやかって「1日1食(のホンの一部に)冷凍食品」はどうか。その時、「小容量サイズ」冷食の出番がある。

 

大手スーパーのセブン&アイ・ホールディングスのPB(プライベートブランド)「セブンプレミアム」では、今年3月から冷凍食品が登場している。現在10品を数え、今後1年間で50品目まで品揃えを拡大する方針だ。

 

PBゆえに販促も売場を効果的に使い、結果として回転は上々だと聞く。消費者にとっては手軽に試すことができ、100円なので購入もしやすい。製造メーカーも、よく知られたメーカーばかりで安心感がある。

 

単身者や高齢者の食生活にも合い、「弁当のおかず」「簡単な食事」「ちょっと食べたい」といった要求にも応えられる。100円商品は4割引や5割引といったセールからは除外されることが多く、この面からメーカーや卸も納得できる。

 

一方、各メーカーは品ぞろえで、「小容量サイズ」の対応を一応は図っているが、一部メーカーを除いて力があまり入っていない。新規顧客を獲得するうえで、前記PBを見ても、「小容量サイズ」の冷凍食品は本来もっと力を発揮するはず。新規顧客の獲得が必要な冷食、「小容量サイズ」の強化もお忘れなく。(7/21)