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コラム

猛暑の中の展示会

猛暑と値上げラッシュの中、関西・中部地区で相次ぎ開催された大手卸各社の展示商談会もひと山を越えた。もともとは秋冬の新商品紹介の場としての役割を担っていたと思うが、卸が独自の企画や販売提案に力を入れだし、新商品発表だけを切り離して実施する卸もある。

 

実施内容から今年後半の傾向を拾ってみると、やはり健康は底辺をずっと流れるテーマで、これはどこも変わらない。これに春から始まっているのはメタボ対策のコーナーだ。また小麦粉の値上げを逆手にとって、米関連品・ごはん周り商品などの提案も盛んだ。

 

中国ギョーザ事件以降、特に目立ってきたのが国産回帰である。従来から注目されていた地産地消や地域物産紹介に加えて、国産原料や国内生産と言った字句も目に付く。さらに全国卸独自の課題である生鮮をアピールする展開や、値上げ続きでPB(プライベートブランド)強化も特徴と言える。問屋のイベントとしては規模の大型化が目立ち、開催の場所は集約化の方向も傾向と言えそうだ。

 

ただ、各社の展示会いずれもコマの前はメーカーの営業担当が手持ち無沙汰の様子は以前と変わらない。情報交換の場やメーカー同士の交流の場として考えれば、それなりの意義もあろうが、メーカーゾーンの構成など課題を残している。

 

例えば何社からの問屋がコラボして実施し、商談などは時間帯をずらし行うということも検討してはどうか。規模拡大し実施すれば、地域の活性化にも繋がるだろう。(8/18)