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コラム

業界の姿を知らしめる「冷食月間」に

冷凍食品業界が「食の安全安心」への信頼回復へ懸命の努力を重ねている最中に「事故米転売」と「メラミン混入」事件が起こった。

 

「事故米転売」では農林水産省が対応策を緊急にとりまとめたが、「製品の回収や売上げ減少により経営に支障を来たすケースに対する必要な経営支援を行う方向で検討」するとした。

 

中間流通などで、今後大きな混乱を起こす要因にはならないだろうか。中国発の「メラミン混入」。この事件により中国国内で各種原料に対する安全意識と体制が強まることを願うばかりだ。

 

さて、10月は「冷凍食品月間」。業界が秋の新製品やメーン商材のリニューアル品を先頭に新しい顧客獲得へ動き、また、原料高騰などによって設定された新価格の定着を図る月間である。年初の天洋食品事件の後遺症が残っている上に、今回の「事故米転売」「メラミン混入」と厳しい環境だが、「消費者の目線」にしっかり立った企業、業界の姿勢を消費者に伝えて欲しい。

 

メーカーに提案したいことがある。この月間中に、各社のトップ、リーダーは自らが冷食売場、業務用冷食使用の現場に立ち、自社製品の優位性や業界の安全安心の取り組みを消費者、ユーザーに訴えて欲しい。「消費者の目線」には直接消費者の目を見て話さないと分からないことがある。

 

また、一方で「企業の姿勢」を知らせる絶好のチャンスである。安全安心に取り組む企業、業界の姿を知らしめる「冷凍食品月間」にしたいものだ。(10/13)