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コラム

取り組み強化のポーズ

中国政府は中国が輸出する食品の安全性をめぐって各国からのクレームが頻発していることから、安全管理をより徹底する方針を固め、輸出許可した食品に検査マーク付けることにした。「中国国家質量監督検査検疫総局(CIQ)が許可した製品でなければ輸出させない」、というのが大方針。9月から実施する。その許可した検査マークがCIQマーク。

 

月末に決め、9月実施という準備期間の何という短さ。「詳しいことは分からない。正確な情報がなく、どこから手をつけたらいいのかさっぱり」「9月からの実施なんて所詮無理」「様子見しかない」など、取り組みの遅れていた日本のメーカーもあった。

 

本当に安全性の確保に実効性を持つものであれば、時間をかけても取り組む価値はあるが、関係者の話を聞いても中国製品の安全性に実質的な改善にどう結びつくのか不明確だ。

 

中国の地方政府により中央からの指示内容が異なり、従って対応がバラバラなど混乱もあるが、ともかく9月実施(ずれ込むと見る企業も多い)、マークの貼付方法は個々の商品にマークを付けるのはやめ、外箱段ボールに貼る(印刷する)方法が有力になってきた。

 

中国の冷凍野菜関係企業のあるトップは、「全国的に見れば、スタートは多少足並みがそろわなくとも次第にそろってくればそれでよい」。分かりやすい言葉ではあったが…。何か取り組みを強化しているとのポーズとしか映らないのが今回のCIQマークだ。(9/3)