ホーム > コラム > vol.70 紅茶に静かなブーム到来か

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コラム

紅茶に静かなブーム到来か

嗜好飲料といえばまずコーヒーが頭に浮かぶ。次に紅茶だ。ところがその市場規模の違いは大きい。

 

大雑把に言ってコーヒーはレギュラー、インスタント合わせて3000億円近い。かたや紅茶市場は茶葉、ティーバッグ合わせても400億円といったところ。紅茶の根強いファンはいるのだが、どうも裾野が広がりきらない。

 

ところが最近、紅茶が注目を浴びてきた。街の紅茶専門販売店が活気づいている。東京・六本木や自由が丘などにある店は女性客で賑わい、デパートの紅茶売り場も、香りに誘われて足を止める買い物客が少なくない。

 

ファストフード店、コーヒーショップチェーンでも紅茶への関心を高める。フレッシュネスバーガーが、今年8月からオーガニック紅茶を導入すれば、スターバックスは、今月下旬から2アイテムを新発売する。タリーズコーヒーでも新たなブランドを立ち上げる。

 

ティーインストラクターの力も大きい。1300人以上が日本紅茶協会に認定され、年間1600回を超える紅茶セミナーを開催している。ティーインストラクターの最高峰、マスターティーインストラクターも今年初めて誕生した。

 

紅茶が日本に上陸して100年。今さら焦る必要はない。ゆっくり、じっくり紅茶ファンを作っていきたい。(12/15)