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メニューアイディア(月刊更新)

2010年3月号

素晴らしい給食特集
最先端の現場から給食の未来を探る

「給食」と一言で言っても形はさまざまある。今回の特集では「素晴らしい給食」と称し、「豊かな給食」「本来あるべき給食の姿」「ヘルシーな給食」のキーワードを基に、社員食堂からは、ソフトバンク、タニタ、学校給食からは杉並区立三谷小学校の現場を取材し、そしてさまざまな活動を通して、真の健康のための食生活の普及を訴え続ける幕内秀夫氏に話を伺い、現場から見えてくる「給食」の実態を探った。

杉並区立三谷小学校は一カ月のおよそ半分を国産食材だけで作る「国産給食の日」給食を実施している。また、同校では08年より、週3回であった米飯給食が週4回になった。これを追うようにして、杉並区全体が週4回の米飯給食になっている。それと伴い、和食を基本とした給食にも取り組んでいる。そして同校の給食を支えているのが、管理栄養士で栄誉教諭である江口敏幸先生だ。江口さんの想いは、学校だけにとどまらず、給食を通して地域の活性化を目指している。

同校の給食からは、学校給食のあるべき姿が見えてくる。

「変な給食」の著者で、「学校給食と子どもの健康を考える会」代表の幕内秀夫氏は、一貫して完全米飯化を訴えている。極端な話、ご飯に納豆、漬け物の献立のほうが、パンにハムといった洋食献立より添加物などもずっと少なくてすむとの考えを持ち、10年ほど前から、全国で講演会を行っている。

彼の言葉の節々からは「子どもたちの健康を守る」といった熱い想いを感じ取れはずであろう。

ソフトバンクでは、「リ:コレクト」と称したブースを設け、独自のヘルシーメニューを提供している。これは5つの取り決めを作り、メタボリックシンドローム予防と改善のメニューは、まずおいしくなければならないとのポリシーをもとに考案されている。

タニタの食堂のメニューは1日1種類のみ。まるで学校給食のようなスタイルである。体重計などの計測機器のトップメーカーだけに、「社員が太っていては、論外」という想いがあるのか、同社の食堂のメニューは徹底的にヘルシーである。

満腹感を得てもらうために、野菜の食感を活かしている。早食いが出来ないように、よく噛まなければ、食せない工夫が施されているなど、とことんこだわりを見せている。

利用者のなかには「痩せた」との声も上がり、注目の食堂である。健康機器メーカーならでは取り組みから、理想的なヘルシーメニューが見えてきた。

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