ナショナルブランド(NB)デザート(洋生菓子除く)の17年度市場(17年4月~18年3月)は、本紙推計で前年比約2%減の900億円弱(店頭売価ベース)で着地した。

ここ数年、シェアが高いメーカーが政策的に商品数を縮小していることもあり、市場はこの5年ほど横ばいから下降傾向。洋生菓子の手作り系スイーツ、アイス、菓子に需要を奪われ、17年度も間口(ユーザー数)、奥行き(リピート頻度)ともに金額ベースで約1.5%減となった。ただ、その中でも中味のおいしさと価格のバランスが取れた商品、CPの良い商品は売れている。またかつては需要がないと言われていたヘルシー軸、健康軸のデザートが、まだ少数ではあるが一定の需要を掴み始めている。

18年度はこれら商品で間口拡大を進め、アイスで成功した大人男性の取り込み、また思わぬ喫食機会につながった4連フルーツゼリーの冬場(インフルエンザ流行期)の需要掘り起し、奥行き拡大、これら新しいアプローチで市場を活性化できるか注目だ。

〈食品産業新聞 2018年5月14日付デザート特集より抜粋〉