〈大手は万人向けに定番品を底上げ〉

CVS(コンビニエンスストア)業界は、大手3社の寡占化が一気に進んでいる。大手3社は圧倒的な規模と効率を活用し、原材料の質を高めながら、価格は据え置くなど、商品のレベルアップを加速させている。特に近年はベーシック商品の底上げが著しく、老若男女すべての層にとって、なくてはならない存在となっていくだろう。一方、3社と大きく格差が開いてしまった4位以下の中小チェーンは、大手ではチャレンジしにくい「尖った商品」で、万人受けではなく、一部の熱狂的なファンを開拓することで、存在感を示そうとしている。

〈食品産業新聞2017年11月20日付「秋のCVS特集」より抜粋〉