ブルックス、ドリップバッグコーヒー2品発売 業界初のネルフィルター採用

ドリップバッグにネルフィルターを採用
コーヒー・茶類などの通信販売事業を行うブルックス(横浜市、小川裕子社長)はこのほど、「コーヒーマニア プレミアム」2品を発売した。

ドリップバッグコーヒーに業界初となるネルフィルターを採用した新商品で、豆の選定や直火式焙煎など製造過程にこだわった。高付加価値品を求める層に向け、高級豆やナチュラルなフィルター素材を活かしながら、コーヒーを淹れる時間そのものを楽しめる特別なコーヒーとして提案する。価格は税込み1296円(15g×1袋)。同社通販サイト「ブルックスコーヒーマーケット」限定販売。

発売を前に開いた発表会で同商品に懸ける意気込みを小川社長は、次のように話した。「当社は来年、創業50周年を迎える。これを記念し、10月より創業記念祭を開催しており、さまざまな商品を発売していく。昨年は10月22日を『ドリップコーヒーの日』として制定したが、2年目を記念し『コーヒーマニア プレミアム』を発売する。テーマは究極の癒やし体験。コーヒーを淹れる時間そのものを楽しんでほしい」。

また商品説明で小川社長は同商品のこだわりとして①最高級グレード豆を使用した2種類のストレートコーヒー②味を追求したこだわりの直火焙煎③業界初のネルフィルターでまろやかな味わいを実現の3点―を挙げた。①では、世界中のコーヒー豆から厳選した「ハワイコナ・エクストラファンシー」「ブルーマウンテン・ナンバーワン」の2種類の豆を選定。また②では一般的に取り入れられている熱風式焙煎ではなく、香り高く味わい深いコーヒーをつくるため全ての豆を直火で焙煎している。③では、ドリップバッグにネルフィルターを業界で初めて導入し、まろやかな口当たりの良さを実現した。コットン100%のフィルターを独自の圧着技術で実現したことで、コーヒーの持つ個性や香り、おいしさを極限まで引き出す抽出が可能となっている。

〈食品産業新聞2017年11月23日付より〉