〈コーヒーも食材も人手不足対応〉
UCCグループで業務用サービス事業を展開する、ユーシーシーフーヅは6~7日、都内でグループ展示商談会「WHO'S FOODS」を開いた。コーヒー飲用シーンの多様化と人手不足から需要が高まっている、コーヒーマシーンの業態・用途別提案に注力した。食材提案では朝食バイキングをはじめ簡単調理のメニュー提案を中心に展開した。

同展示会は1月中旬から、神戸、名古屋、岡山と順次開催し、小規模な地区会場6カ所(広島、石川、京都、愛媛、島根、福岡)を合わせ全10会場で開催。総計2万5,000人が来場する見込みだ。業務用食品展示会としては国内最大級となる。

出展社はUCC グループ5社をはじめ、食品企業110社(東京は93社)、展示アイテム数3,700品に及ぶ。

テーマは「One to One~お客様に最高の一杯を~」とした。コーヒーの提供場所が外食店からオフィスや衣料品店、ショールームなどにも広がり、業種のボーダーレス化が進み、嗜好も多様化していることから、消費者一人ひとりの要望にこたえられる提案として、コーヒーマシーンから運用方法に至るまで総合的に展開した。

「UCC コーヒースタンド」として、2.5坪の1人で運営できる売場の収益モデルを提案したほか、量販店やオフィスなど新たな飲用シーン別のコーヒーマシーンを提案した。また市場が2桁成長しているというエスプレッソはミルクメニューの提案に注力。一方で店舗の独自ブレンドにこたえる工場直送の「フレッシュ・オーダー・ブレンド(FOB)」や、今年取扱いを始めた、欧州製高質コーヒーシステム「PROMESSO」などこだわりの強いサービスも紹介した。

食材は朝食バイキングやクイックオペレーションをテーマに提案。朝食バイキングでは厨房設備など施設の状況に合わせて、新規導入するための総合提案を展開した。昨年設立した子会社フーヅフリッジが展開する業務用食材EC サイトの紹介も注目された。

川久保則志社長は6日の記者会見で「東京もローカルも共通しているのがマシーンを見に来たというお客様が多いこと。人手不足でいかに簡単においしいコーヒーを提供できるかが喫緊の課題となっている」などと述べ、市場変化に対する期待を垣間見せた。

〈酒類飲料日報 2018年3月8日付より〉

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