旬の「梨」、飲料やアイスでもシャリシャリ食感で人気に

9月に入り、旬の果物である「梨」が最盛期を迎えている。マイボイスコムが一昨年に行った調査の「好きな果物」のランキングで、「梨」は、いちご、ももに続き3番目と上位に位置しており、日本人に人気のある果物。ただ、「生果は切ったり皿を用意するのが面倒」という声もあり、利便性の高い飲料やアイスなどで梨を楽しむ人が増えている。

今年の新商品で売れ行きがいいのは、ポッカサッポロフード&ビバレッジの果肉食感飲料「ほおばる果実」シリーズから新発売された「しゃりしゃり贅沢梨」(400gボトル缶、160円税別)。8月20日の発売以来、飲料新製品のランキングで上位に入るなど好調だ。

同社の担当者は、「『ほおばる果実』シリーズは、“まるで果実をほおばっているような美味しさ”を訴求しているため、梨のような食感を楽しめる素材と相性が良かったのかもしれません」とする。“昼ドラ”のような同シリーズの6秒動画も話題になり、同社公式フェイスブックの反響は大きく、トライアル購入が進んでいる。

アイスで毎年人気になっているのは、赤城乳業の「ガリガリ君 梨」。季節を感じる味として、「ガリガリ君の季節フレーバーの中でも最も人気の高いフレーバー」(同社)で、今年は7月初旬から発売している。通常のガリガリ君のカキ氷と比較して、細かい氷の割合を多くすることにより、本物の梨(生果)を食べているようなシャリシャリとした食感が特徴だ。

角切り果肉入りになって8月27日から再登場したのは、江崎グリコの「パピコ〈梨〉」。梨果汁・果肉を13%使用し、梨特有の食感やみずみずしさを再現していることが特徴だが、今年は角切りの果肉入りで、より果肉感が楽しめるようになったという。

梨は、シャリシャリした食感のため、粒タイプの飲料や氷タイプのアイスの再現性が高い。季節感を気軽に感じられる商品として、さまざまある季節限定品の中でも注目度が高くなっている。