eスポーツプレーヤー共同開発飲料「e3」、“ときど×豪鬼”コラボ缶を展開/大塚食品

eスポーツプレーヤー共同開発飲料「e3」/大塚食品
大塚食品は、プロeスポーツプレーヤーのときど選手を招いて、BRAIN SPORTS DRINK「e3」(240ml缶)のオンライン記者発表会を6月19日に開催し、6月下旬から「e3」ときど×豪鬼コラボデザインを順次導入することを明らかにした。
記者発表会

オンライン記者発表会に登場したときど選手

「e3」は、圧倒的な集中力を武器に、頭脳戦を繰り広げるeスポーツプレーヤーと共同開発した新たなカテゴリーのドリンク。カフェインに加え、速攻と持続のエネルギー源であるブドウ糖とパラチノースを配合している。2019年9月30日からEC限定で発売し、2020年4月20日からは全チャネルでの展開を開始した。
 
大塚食品の寺田誠司製品部部長(飲料担当)は、「飲用者としては20代~30代が多く、男性の方が多い状況。シーンとしては、“ゲーム中に飲んでます”“仕事で疲れた時切り替えとして飲んでいます”という声が多い」とする。
 
発売時から製品キャラクターにときど選手を起用していたが、6月下旬からは「e3」ときど×豪鬼コラボデザインに順次切り替えていく。その理由は、「eスポーツ業界の中で象徴的な存在であるときど選手に、さらなるバックアップをお願いしたいと考え、かなり早い段階から準備してきた。最強の頭脳のときど選手と、最強の拳を持つ豪鬼、そしてe3という3つの力を集結した飲料を目指した」(寺田部長)とする。

BRAIN SPORTS DRINK「e3」コラボデザインクラスターパック

BRAIN SPORTS DRINK「e3」コラボデザインクラスターパック

ときど選手は、対戦型格闘ゲーム「ストリートファイターV」(カプコン)の2017年に米国で行われた世界大会に参加し、同ゲームのキャラクター“豪鬼”を使用して優勝したことで知られるプロeスポーツプレーヤー。“豪鬼”は、ストリートファイターシリーズの中で最強キャラクターとして知られている。
 
ときど選手は、コラボデザインに関して「びっくりした。いちプレーヤーなので、このような役に出させていただきありがたく思う」と語るとともに、「e3」の自身の飲用シーンについて、「トレーニング前に飲むことが多い。カフェインが含まれており、集中力が上がると感じているので、ゲーマー以外の方にもおすすめしたい」と話した。
 
大塚食品は、「e3」ときど×豪鬼コラボデザインの発売を記念し、7月11日に開催される使用キャラが“豪鬼のみ”の「最強豪鬼決定戦」(優勝賞金10万円)に協賛する。また、「e3」をゴクッと飲みたい瞬間をツイートすると抽選で30名にコラボデザイン1ケースをプレゼントする「#e3瞬ゴクキャンペーン」も6月19日~28日まで実施する。
 
寺田部長は、「eスポーツ人口の増加とともに“e3”も拡大することを期待している。4月に全国発売を開始し、今後多くの方に手に取ってもらえるよう、コラボデザインによりオンライン大会や配信等のeスポーツシーンでのPRを続け、浸透させていきたい」とした。
 
“eスポーツ”は「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。日本のeスポーツの市場規模は、2017年に3億7000万円だったが、2018年には48億円を上回り、2022年には約100億円に拡大することが見込まれる成長市場だ。大塚食品は「e3」で、eスポーツ市場と飲料市場を盛り上げていく考えだ。