松屋銀座、12日まで“独立100周年フィンランドフェア”、日本初上陸のビール「スタディン・パニモ」登場

松屋銀座本店(東京都中央区)は11月29日から12月12日までの2週間、フィンランド独立100周年を記念したフェア「ライフ・イン・フィンランド」を開催している。フィンランド大使館商務部との共催で、フィンランドの食品、家具、生活雑貨などを各フロアで取り扱い、全館でフェアを展開する。食品では日本初上陸のフィンランドビール「スタディン・パニモ」をはじめ、同国のビール数種類やチョコレートを販売する。フィンランドはサンタクロースの故郷でもあり、「メルセデスショコラトリー」からは松屋限定のクリスマスボックスを数量限定で用意している。

11月29日のオープニングセレモニーで、ユッカ・シウコサーリ駐日フィンランド大使は、「松屋のご厚意で、日本の皆様にフィンランドの生活とはどういうものか、紹介できる機会を与えてもらいありがたい。日本人のデザインを見る目はフィンランド人に似ている。シンプル、純粋さ、自然との調和に対して共通している。食事も原料を厳選し、プロダクトへの敬意がある。フィンランドへ来た気分を松屋で味わっていただきたい。そして次は、是非フィンランドへお越しいただきたい」とあいさつした。

松屋銀座本店には、フィンランドのリビングウェアブランド「イッタラ」の日本1号店が07年にオープンしている。今回、フェア限定の食器も用意した。横関直樹松屋銀座本店長は、「松屋では半世紀以上前から北欧のライフスタイルを提案してきた。大使館の厚意で通常は扱えない食品や婦人雑貨を展開できた。松屋からフィンランドの良さを発信したい」と語った。

8階テラスではフィンランド式テントとサウナの展示と、写真家・池田晶紀氏のフィンランド展も開催している。

8階イベント会場では、映画公開に合わせたフィンランド生まれの「ムーミン展」も同時開催されている。

〈食品産業新聞2017年12月7日付より〉

日本初上陸の「スタディン・パニモ」

日本初上陸の「スタディン・パニモ」