「ヤオコー川越今福店」オープン、新店舗初のネットスーパー導入、店内で料理講座も

「ヤオコー川越今福店」、米飯類を豊富にそろえた総菜売場
ヤオコーは去る6月18日、新店舗「ヤオコー川越今福店」(埼玉県川越市)を開店した。埼玉県内では87店舗目。同社では2店舗目となる来店者参加型の料理講座を8月上旬から実施するほか、8月下旬にはネットスーパーを開業する予定だ。新店への導入は初めて。ストアコンセプトは「お客さまの食卓を豊かにする為に【美味しい】に拘(こだわ)るお店」だ。

初年度は店舗売上17億円を目指す。同店から3km圏内の商圏人口は15万8,500人、7万2,300世帯に上る。周辺には田園が多く、世帯の密集度は低い。しかし、川越の中心街と所沢方面を結ぶ県道6号線もあり、自動車の往来は非常に多い。周辺には40代と60代が多く住み、5km 圏内で人口は増加傾向にある。1km圏内では10代や3~4人世帯が多く、持ち家の一戸建て比率は高くなっている。

同店で8月上旬から開始する料理講座では、旬や催事などのテーマに沿い、商品知識や簡単な調理方法、盛り付けなどを学べる。開催場所は店内のカフェ。月に2回程度を予定する。

ネットスーパーは、最短で4時間以内に商品を自宅に送ることができる。導入店は5店舗目だが、新店舗での導入は初めて。目標の日販は30万円。

冷凍食品は米飯やおかず類に力を入れているほか、餃子や唐揚げで大容量商品も陳列。冷凍野菜も米飯などと同程度のスペースを設けて訴求している。

惣菜は米飯類を豊富にそろえて、値ごろ感のある丼ものを広く並べるなどして訴求する。インストアベーカリーではライブ感のある売り場づくりを行い、出来立て・焼き立ての商品を提供する。