一般社団法人日本惣菜協会のまとめによれば、2016年の惣菜市場規模は、前年比2.7%増の9兆8,399億円と7年連続でプラスとなった。16日、発信したニュースリリースで明らかにした。また、同協会は23日、『2017年版惣菜白書』を発刊した。

惣菜市場の業態別内訳は「CVS」が前年比5.0%増3兆1,134億円、「食料品スーパー」が3.6%の2兆5,417億円と、2業態が引き続き拡大した。その他の業態は横ばいもしくは微減となり、「専門店、他」が0.9%増2兆9,024億円、「百貨店」が1.0%減の3,675億円、「総合スーパー」が0.2%減の9,149億円となった。

業態別構成比では、2015年に「CVS」が「専門店、他」を上回り(後述)、さらに2016年は0.7ポイント増の31.6%となった。一方「専門店、他」は0.5ポイント減の29.5%。「食料品スーパー」が0.2ポイント増の25.8%、「総合スーパー」が0.3ポイント減の9.3%、「百貨店」が0.2ポイント減の3.7%となった。

また、カテゴリー別構成比は「米飯類」が50.3%と最も多く、次いで「一般惣菜」が32.5%、「袋物惣菜」が6.7%、「調理パン」が5.5%、「調理麺」が5.0%だった。「米飯類が最も多いが、年々その割合は低下してきている」「2012年度より調査を開始した袋物惣菜が存在感を増してきている」(同協会)という。

惣菜市場規模の推計について、2017年版から最新年を見込値ではなく実測値で発表できるよう調査方法を見直した。調査結果から算出した惣菜トータルマーケットは、前年に「見込み」を公表していた2015年が3.5%増9兆5,813億円。業態別内訳は、「CVS」が6.1%増・構成比30.9%と伸長した一方、「専門店、他」が前年比0.1%減・構成比30.0%とマイナスとなり、15年に「CVS」が「専門店、他」を上回ったことが確定した。また、「食料品スーパー」が6.7%増と最も伸び率が高く、「百貨店」も0.3%増と微増だったが、「総合スーパー」は0.4%減とマイナスだった。

前回までは見込み値を発表していた最新年の2016年分も、今回は実測値で公表した。

なお、23日に発刊した『2017年版惣菜白書』は価格を改定。会員、関係者らが3,000円(前年5,000円)、一般企業・個人5,000円(同1万円)と大幅値下げした。