日本食品機械工業会主催の「FOOMA JAPAN2017(国際食品工業展)」が13日(火)から16日(金)までの4日間(10時~17時)、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。本展は、食品機械を中心に、原料処理から製造、物流に至るまで、食品製造プロセスのあらゆる分野の製品・技術・サービスが一堂に集結する、アジア最大級を誇る「食の技術」の総合トレードショー。出展各社による食品製造プロセスの自動化、効率化、省力化、高品質化のための最新鋭の製品や技術及びサービスなど、最先端のテクノロジーが集結。実機のデモンストレーションなどで製品の特徴を分かり易く紹介する。

今回の国際食品工業展は、”食の未来への羅針盤。”をテーマに、775社が34237㎡の会場に集結する(前回686社・28492㎡)。前回の来場者数は9万4497人。今回は新設の東7・8ホールを加えて、東展示棟の1~8ホール全てを使用し、約1・3倍の会場面積で開催する。出展社は89社増えて775社と、過去最大となる。うち新規出展は84社(前回比+50社)。

出展の特徴は、省人化や省力化、効率化、省エネ化などに対応した新製品(120社超、140製品以上)や、同展初披露製品(110社超、140製品以上)が多いこと。手立ての動きを再現したシェーキングミキサー、業界最速でシャリ玉を作るロボット、番重詰め作業の自動化をロボットシステムで実現、ナッツ類のトッピングを自動化、超音波ケーキカッターなど、多種多様な機械の実演が予定されている。大手ロボット専業メーカーを始め、東7・8ホールにロボット関連技術が多数登場する。

国際化の推進では、中国、台湾、デンマークが初めてパビリオンを出展する。

出展社の内訳(%)は、「食品製造・加工」33・4、「包装・充填」15・1、「設備機器・技術・部品」11・9、「衛生対策・管理」8・5、「保管・搬送・移動」5・9、「原料処理」5・5、「エンジニアリング・生産流通システム・IT・ITソリューション」4・5、「計測・分析・検査」4・4、「鮮度管理・品質保持」3・9、「情報サービス・団体」3・7、「環境対策・リサイクル」3・2。

食品製造・加工分野の内訳(%)は、菓子・パン30・5、食肉・水産物22・1、農産物13・2、調理食品12・4、その他食品8・9、飲料・乳製品7・0、麺類4・3、発酵・醸造1・2、豆腐0・4。

【分野別展示内容】

①【原料処理】(43社1980㎡)=混合・撹拌・混練機、粉砕・分級・造粒機、ふるい機・網、乾燥機、殺菌装置、熱交換機、脱水機、ニーダー、ホモジナイザー、開袋機など。

②【食品製造・加工】(258社13830㎡)

▽「菓子・パン」(79社5077・5㎡)=オーブン、ミキサー、焼成機、成形機、デポジッター、ドゥコンディショナー、蒸し器、包・製あん機、コーティング機、テンパリング機、スライサー、製パンラインなど。

▽「食肉・水産物」(57社3112・5㎡)=スライサー、カッター、チョッパー、ダイサー、テンダーライザー、ミキサー、成形機、ソーセージ・ハム充填機、ハンバーグ成形機、インジェクター、スタッファー、タンブラー、魚体処理機など。

▽「麺類」(11社517・5㎡)=製麺機、即席麺製造プラント、パスタ製造機、餃子・ワンタン・焼売・包子製造装置、茹上機など。

▽「調理食品」(32社1965㎡)=オーブン、フライヤー、炒め機、蒸し機、焼成機、加熱撹拌機、炊飯機、寿司ロボット、寿司・おにぎり製造・包装機器など。

▽「飲料・乳製品」(18社810㎡)=飲料プラント、濾過装置、果汁飲料製造装置、搾汁機、飲料充填機、飲料滅菌装置、濃縮装置・乳化装置など。

▽「農産物」(34社997・5㎡)=野菜・果物洗浄機、精米機器、洗米機、カッター、スライサー、千切り機、皮むき・芯取り機、選別機、異物除去装置、割卵機など。

▽「豆腐」(1社15㎡)=豆腐プラント、豆乳プラント、脱臭機、フライヤーなど。

▽「発酵・醸造」(3社142・5㎡)=蒸留装置、圧搾機、均質機、乳化装置、発酵用タンク、発酵室、製麹機など。

▽「その他食品」(23社1192・5㎡)=油濾過機、油塗装置、食品用印刷機、高圧食品製造機など。

③【エンジニアリング・生産流通システム・IT・ITソリューション】(35社1260㎡)=トレーサビリティ、RFID関連機器、EDI(電子商取引)対応システム、工場設計・設備エンジニアリング、HACCP管理システム、計測・制御システム、販売管理ソフト、生産管理・支援ソフト、ITソリューション提案、IoT/M2Mなど。

④【鮮度管理・品質保持】(30社1342・5㎡)=予冷・冷凍・冷却・凍結装置、解凍装置、チラー、冷蔵・保冷庫、貯蔵設備、紫外線・オゾン応用装置、殺菌・滅菌装置、空調装置など。

⑤【包装・充填】(117社8032・5㎡)=各種包装機器、充填機、計数・計量機、結束機、シーラー、インクジェットプリンター、印字機、ラベルシール機、包装資材、ピッキングロボットなど。

⑥【保管・搬送・移動】(46社1860㎡)=コンテナ、コンベア、ベルト、チェーン、産業用ロボット、リフト、選別機、運搬車両、ホース、ポンプ、タンクなど。

⑦【計測・分析・検査】(34社1290㎡)=計測機器、分析機器、検査機器、検出機、測定・試験機器、画像処理機器、センサーなど。

⑧【衛生対策・管理】(66社1605㎡)=施設・容器・器具洗浄機器、クリーンルーム、シートキャッチャー、ユニフォーム、異物・害虫混入防止機器・装置、電解水生成機、洗剤・薬剤、衛生資材など。

⑨【環境対策・リサイクル】(25社292㎡)=排水処理装置、エネルギー有効利用システム、ごみ処理装置、コンポスト化機器・システム、乾燥機、再資源化処理装置・技術、減容機器、リサイクル機器、汚泥処理装置・技術など。

⑩【設備機器・技術・部品】(92社2355㎡)=ボイラー、バルブ・継手、ノズル、タンク、ホース、モーター、潤滑油、添加剤、熱風発生機、膜及び膜利用技術、フィルター、食品工場用床材、床仕上工法、監視カメラ、LED照明など。

⑪【情報サービス・団体】(29社390㎡)=新聞・雑誌・書籍・ビデオ、調査・研究・試験、団体・機関、自治体など。

【併催行事】

▽グローバルスペース=13ヵ国から15の駐日大使館、機関・団体等が出展する。大使館はオランダ、スペイン、ポーランド。海外機関等は、アメリカ州政府協会(AsOA)、チリ貿易振興局、シンガポール政府観光局、タイ投資委員会(BOI)、ベカメックス(ベトナム・ビンズン省投資工業開発公社)、香港貿易発展局(HKTDC)、マレーシア投資開発庁(MIDA)、インドネシア食品・飲料業者連盟、日印国際農業産業振興協会、日本貿易振興機構、日本アセアンセンター、東京都中小企業振興公社。

▽アカデミックプラザ=産学官の交流の場として、25回目。国内42、海外24の研究室が、最先端の研究成果をポスターやパネルで発表する。国内外の大学・研究機関が国内24テーマ、海外3テーマについて、最新の研究成果などを発表。

▽出展者プレゼンテーションセミナー=出展企業が自社の製品・技術・サービスなどを詳しく説明する。33社、各120名。

▽農林水産省フーマ特別講演会=「自社の魅力をJAs規格でアピール! ~新たなJAs規格の活用方法~」。16日11時~11時40分と13時30分~14時10分の2回。各回90名。

▽フーマビジネスフォーラム=「ピンチはチャンス! ~酒造りから海外進出、ブランディングまで~」。桜井博志氏(旭酒造取締役会長)。14日17時~18時30分。400名。

▽浅尾美和さんが1日広報委員長に就任=13日に会場を視察し、7ホールアカデミックプラザで、機関誌「ふーま」の連載記事の公開取材を行う。

▽日本食品工学会フォーラム=「食品工業への先端技術の実装可能性を探る~6次産業からハイテク工場まで~」。13日10時25分~16時40分。300名。

▽農業施設学会シンポジウム=「食品製造・流通とこれからの規格基準」。13日13時~16時40分。120名。

▽EHEDGセミナー=「衛生プロセスにおけるハザード」。クヌート・ローレンツェンEHEDG前会長。14日10時30分~12時30分。300名。

▽AIB FOOMA特別講演会=「食の安全を正確に伝える」。三輪操氏(相模女子大学 栄養科学部 管理栄養学科教授)。14日14時~15時30分。300名。

▽美味技術学会シンポジウム=「多様化・高度化する食のニーズに応える美味技術」。15日10時50分~15時50分。300名。

▽農業食料工学会シンポジウム フードテクノロジーフォーラム=「本当の”おもてなし”とは? ハラールとイスラームについて知る」。16日10時~15時35分。300名。

▽セミナー、シンポジウム開催会場:〈会議棟レセプションホールA〉=フーマビジネスフォーラム(14日)。〈605・606〉=日本食品工学会フォーラム(13日)、EHEDGセミナー(14日)、AIB FOOMA特別講演会(14日)、美味技術学会シンポジウム(15日)、農業食料工学会シンポジウム(16日)。〈607〉=農業施設学会シンポジウム(13日)、出展社プレゼンテーションセミナー(13~16日)。〈608〉=同(14~16日)。〈東8ホール、商談室2+3〉=農林水産省フーマ特別講演会(16日)。