神戸市は17年12月12日、「KOBEにさんがろくプロジェクト」として、「外国人観光客(インバウンド)の商品・サービス」をテーマにアイデア提案会を開いた。グランプリには神戸学院大学の「栄養学部 teamなでしこキッチン」の、寿司×スイーツをテーマに提案した「撫子~神戸に渡る四季~」が選ばれた。同プロジェクトは、大学生ら若者のアイデアと、企業のノウハウを生かし、神戸産の農水産物(1次産業)の付加価値を高めて6次産業化を目指す連携事業で、12年度より毎年開催している。

6年目となる今回は、商品開発や栄養学などを専攻する市内8大学29チーム210人の学生が参加。各チームがプレゼンテーションやブースでの展示・試食を実施し、農漁業者や企業関係者ら約100人が審査し、グランプリほか各賞を決定した。

グランプリに輝いた「撫子~神戸に渡る四季~」は、日本文化の寿司と神戸らしい食文化スイーツを組み合わせて四季を表現した作品。箸で食べる新感覚の寿司スイーツとしており、神戸市西区のイメージ花であるエディブルフラワー(食用花)の「撫子」を用いて同区の農業をPRしている。

このほか、準グランプリとして神戸芸術工科大学の「HipaHipa」が提案した神戸野菜のふりかけ「ベジフリ」、神戸松蔭女子学院大学の「神戸松蔭花田ゼミ」が提案した、但馬牛の皮革を使用したレザーグッズ「但馬牛(ぎゅ)ぎゅっとITADAKIMASU」が受賞した。神戸市広報専門官デンディ・ルイーズさんは「学生チームのアイデアはどれも斬新で面白く、想像力に感動した」と振り返った。

<食品産業新聞 2018年1月11日付より>