6年目となる今回は、商品開発や栄養学などを専攻する市内8大学29チーム210人の学生が参加。各チームがプレゼンテーションやブースでの展示・試食を実施し、農漁業者や企業関係者ら約100人が審査し、グランプリほか各賞を決定した。
グランプリに輝いた「撫子~神戸に渡る四季~」は、日本文化の寿司と神戸らしい食文化スイーツを組み合わせて四季を表現した作品。箸で食べる新感覚の寿司スイーツとしており、神戸市西区のイメージ花であるエディブルフラワー(食用花)の「撫子」を用いて同区の農業をPRしている。
このほか、準グランプリとして神戸芸術工科大学の「HipaHipa」が提案した神戸野菜のふりかけ「ベジフリ」、神戸松蔭女子学院大学の「神戸松蔭花田ゼミ」が提案した、但馬牛の皮革を使用したレザーグッズ「但馬牛(ぎゅ)ぎゅっとITADAKIMASU」が受賞した。神戸市広報専門官デンディ・ルイーズさんは「学生チームのアイデアはどれも斬新で面白く、想像力に感動した」と振り返った。
<食品産業新聞 2018年1月11日付より>
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