メーキュー公式YouTubeチャンネル「メーキュークッキング」開設後半年経過、自宅での食事づくりに多彩なアイディアを提供

メーキュークッキングYouTube動画
東海地区の給食会社メーキューによる公式YouTubeチャンネル「メーキュークッキング」が、業界内を中心として、徐々に注目を集めはじめている。

『働くママ管理栄養士による時短レシピ』をはじめ、メタボ改善健康レシピなど、給食会社ならではの動画コンテンツを制作。2021年5月開設から半年でチャンネル登録者数は約500人。人気の「冷凍ストック作り置き〜豚肉の甘みそ炒め〜」は2,000人以上が視聴している。コロナ禍によるステイホーム時間が増える中、自宅での食事づくりに多彩なアイディアを提供している。

チャンネル開設について、同社営業推進部の近藤政隆氏に話を聞くと、「DX推進の一環として、給食会社で初となる公式YouTubeでの情報発信により、お客様や世の中の人々に新たな価値を提供するためです」と理由を語る。インターネットによる情報発信で、お客様との話題づくりのきっかけになるなど、これまでにない反響があるそうだ。

「お客様から施設にて巨大スクリーンを用いて鑑賞会を行っていただいたり、動画のレシピを実際に提供したりと様々な声をいただいています」。また社内からも、普段なかなか会えない現場の人から、社内ツールで「YouTubeみたよ!」とメッセージがあるなどコミュニケーションのきっかけになることや、「レシピを自宅で作ってみた」などの声が寄せられるなど、社内活性化につながっているという。

2021年10月末時点の動画本数は約50本。「プロが本気で作る」シリーズや「時短の限界に挑戦」シリーズ、「冷凍ストック作り置き」メニューなどテーマが斬新だ。

動画づくりで工夫していることを聞くと、「レシピを紹介しているのはママ管理栄養士だからこそ、『子どものことを考え忙しいママでも家庭でも再現しやすい』をテーマに、スーパーで手軽に買える食材を使用しています。また、家庭にある調理器具で作ることができ、簡単に作れることや、子どもが喜びそうなメニューにすることにこだわっています。限られた時間内で撮影しているので、どのようにすればスムーズに撮影が行えるかを考え、煮込み時間の短縮のための差し替え料理の用意など、さまざまな目線で物事を見られるようになりました」と語る。

出演するママ管理栄養士は、「企画提案や打ち合わせではコミュニケーションを大切にし、カメラ前でも職場の雰囲気が伝われば」という。実際、動画を見ると、出演者の絡みにどこかほっこりする。マスコットキャラクターのメーちゃんキューちゃんや効果音も楽しく、同社のアットホームな雰囲気が伝わってくる。「情報やレシピを発信することを目的としていますが、就職活動を控える学生への弊社を選ぶきっかけにもなればと思っています」と更なる狙いを語る。

今後は取引先企業とのコラボレーションなど新たな展開も検討しており、引き続き、給食の新しさ、面白さを訴求していく考えだ。

◆YouTubeチャンネル「メーキュークッキング / 子供が喜ぶ栄養満点レシピ」