クリスプ(東京都港区、宮野浩史代表取締役)は去る10月4日、カチリ(同)と共同で、カスタムチョップサラダ専門店「クリスプ・サラダワークス広尾店」(東京都港区)を完全キャッシュレス店舗としてリニューアルオープンした。キャッシュレス・セルフレジを導入し、来店客自身が店頭で注文から決済までをシームレスに完結できるもの。注文・会計オペレーションが無くなることで、来店客と店舗スタッフの豊かなコミュニケーションを楽しむ時間を生み出すなど、接客の質の向上を目指す。

クリスプは、「熱狂的なファンをつくる」ことを目的に2014年に誕生した。創業ブランドである「クリスプ・サラダワークス」は、美味しくて満足できるサラダを、一つひとつ手づくりで提供するカスタムサラダ専門のレストランで現在、麻布十番、六本木ヒルズなど東京都心を中心に7店舗を展開している。

またデジタル領域で日本をリードする飲食チェーンを目指すという目標を掲げる同社は、17年よりモバイル事前注文アプリ「クリスプAPP」を導入。その結果、全店でキャッシュレス比率は約70%、モバイル注文比率は25%近くまで増加したという。

今回、既存店舗からのリニューアルでオープンした広尾店では初の完全キャッシュレスを導入。リニューアルでは、現金不要にしただけではなく来店客の注文・決済におけるストレスを減少し、注文体験の質を進化させることに注力した。また、注文・会計オペレーションが無くなることで、機械にはできない来店客と店舗スタッフの豊かなコミュニケーションを楽しむ時間を生み出すという。宮野代表はオープンに際し開いた内覧会で、「せっかく人が好きで、話すことが好きだから飲食店で働いているのに、機械でもできることばかりをやってもらうのは勿体ないと考えた。セルフレジやキャッシュレス化により生まれた時間で、お客様と豊かなコミュニケーションが可能になり、接客の仕事がきっと今までよりもっと楽しくなるはず」と同店に懸ける意気込みを語った。

〈「クリスプ・サラダワークス広尾店」店舗概要〉
・所在地=東京都港区南麻布5-16-6
・座席数=19席
・営業時間=11~22時(不定休)

〈食品産業新聞 2018年10月15日付より〉