“ピザハット史上最も辛い”「ちょっと激辛ペーニョ」が好調、9月末まで販売期間を延長

日本ピザハット「ちょっと激辛ペーニョ」
〈「メキシカン辛ペーニョ」に3倍量のハラペーニョ、緑の激旨辛ピザ〉
日本ピザハットが展開するピザチェーン「ピザハット」の新メニュー「ちょっと激辛ペーニョ」(Mサイズ税込2786円、Lサイズ税込4244円)が好調だ。熱い真夏に辛いメニューを食べたい消費者ニーズを掴み、予想を上回る販売実績で推移している。販売期間も当初予定の8月末から9月末に延長した。

7月8日に販売を開始した「ちょっと激辛ペーニョ」は、6月17日に先行販売した「メキシカン辛ペーニョ」に3倍量のハラペーニョを加え、隠れファンが多いというピザハットオリジナル「グリーンチリソース」の増量で辛さと旨味の高みを目指した“緑の激旨辛ピザ”。「メキシカン辛ペーニョ」を注文した利用客から、「もっとハラペーニョをのせてほしい」「もっと辛いのも食べてみたい」といった要望が多く寄せられたことから開発した。

「ただ辛さだけを極めるのではなく、おいしさと辛さが感じられる“旨辛”の限界に挑戦した。開発に際し社内から、『これ以上辛くすると旨辛にならない』『もっと辛いほうがおいしい』といった賛否両論の意見が上がり、人によって辛さの感じ方がさまざまであることから『ちょっと激辛ペーニョ』という商品名になった」(同社開発担当者)という。

使用食材は、ハラペーニョ、あらびきスライスソーセージ、イタリアントマト、グリル野菜、特製ミートソースなど。“旨辛ピザ”の最大の秘密はオリジナルの辛味ソース「グリーンチリソース」で、増量(1個30円)も可能だ。

「ピザハット史上、最も辛い。」を謳う同商品。同社は「食べた人にしかわからない、“旨辛”の限界に挑んだ渾身の一枚を、この機会にぜひ一度食べて欲しい」としている。

〈食品産業新聞 2019年7月29日号〉