すかいらーくホールディングスは1月20日、24時間営業を全店で廃止すると発表した。

今年1月から4月にかけて、現在155店舗ある24時間営業店舗を含め、グループ566店舗(ガスト332店、ジョナサン153店、バーミヤン68店、グラッチェガーデンズ8店、夢庵5店)で、深夜の営業時間を短縮する。

同社はファミリーレストランの先駆けとして1972年から24時間営業をスタートし、2019年12月31日時点で、ガスト62店、ジョナサン92店、バーミヤン1店の計155店舗で24時間営業を実施している。

近年は消費者のライフスタイルや従業員の働き方が時代とともに大きく変化し、2012年には、それに対応する形で大規模な営業時間の見直しを実施。2017年には、従業員のワークライフバランスの推進を目的として、約600店の深夜営業時間を短縮している。

今回の24時間営業廃止について、同社は以下の通り説明。

「食とサービスを提供する企業として持続的な成長を目指すためには、従業員の健康に配慮した職場環境づくりが不可欠であると考えています。当社では、女性やシニアの方々も活躍いただける社会の実現こそが、雇用の充実につながり、働きがいを生み、結果お客様に最高の店舗体験をお届けできるという考えのもと、このたび24時間営業の廃止を決定いたしました」。

今後は、利用客の来店ニーズが高いランチやディナーの時間帯に人的資源を集中させ、ITデジタルの活用も合わせたサービスの抜本的改革を図ることで、顧客満足度の向上に努める。事業を通じたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を重要課題と位置づけ、サステナビリティ(持続可能性)と社会価値増大を実現するため地域社会に貢献するとともに、雇用の充実や働きがいの確保に積極的に取り組む意向だ。