〈マンゴーはペルーの減をフィリピンなどカバー、パインはコスタリカ牽引〉
財務省がこのほど発表した2018年7月の冷凍果実輸入高は数量ベースで8,077t、前年比12.7%増となった。主要品目のうち無加糖ストロベリーの増加が牽引した。金額ベースで見ると19.8%増の27億0,194万円。1kg当たり単価は平均334.5円で前年より6.3%高と大きく上昇、4カ月連続で前年を上回った。中国産は合計1,533tで0.9%減、2カ月連続で前年を下回った。中国産の平均単価は269.6円で前年比1.3%安と5カ月連続の下落基調となったが、下落率は縮小している。

無加糖ベリーは20.6%減と2カ月ぶりのマイナス。トップシェアのカナダが7.8%減と2カ月ぶりのマイナス、2位の米国は28.7%減と2カ月連続の大幅減だった。チリは70.5%減と前月2倍弱の増加から一転して大幅減となった。平均単価は359.3円で前年比13.4%高と上昇基調、9カ月連続で前年を上回った。無加糖ストロベリーは62.8%増と前月3割増から大幅に伸長率を伸ばした。9カ月連続で前年を上回った。エジプトが3.5倍増となり、1~7月累計4,309tで圧倒的なトップシェアを握った。モロッコも19.3%増908tと伸長した。中国は3.5%増と4カ月ぶりのプラス、チリも2.5倍増と大幅な増加基調。平均単価は266.5円で前年比13.6%高、2カ月連続で前年を上回った。

加糖ストロベリーは5.2%減と3カ月連続で前年を下回った。平均単価は300.5円で21.8%の大幅上昇、4カ月連続で前年を上回った。無加糖パパイヤ・マンゴーは5.2%増と2カ月ぶりのプラス。トップシェアのペルーが28.4%減と2カ月連続のマイナスだったが、タイが36.3%増と牽引した。中国は72.2%増と伸長、フィリピン(29.8%増)、台湾(9.7倍増)、メキシコ(2.5倍増)――が伸長した一方、ベトナムは28.1%減と落ち込んだ。キロ単価は493.1円で12.1%高に転じた。

無加糖ラズベリーは39.0%減と7カ月ぶりのマイナス。チリが7割の大幅減に転じた。セルビアは2倍増と2カ月ぶりのプラス。ニュージーランドは前月大幅増から一転して68.4%減と落ち込んだ。平均単価は443.6円で5.6%高と上昇に転じた。

無加糖パイナップルは22.1%増と3カ月連続のプラス。トップシェアのコスタリカが73.0%増と引き続き牽引した。フィリピンも25.7%増と伸長、インドネシアも46tと堅調だった。キロ単価は300.7円で前年比8.0%減、前年(57.6%)上昇の反動減となった。

〈冷食日報 2018年9月10日付より〉