財務省がこのほど発表した2018年11月の冷凍果実輸入高は数量ベースで4,986tとなり、前年比1.4%減と、9カ月ぶりに前年比マイナスとなった。無加糖のストロベリーやベリーは大幅に前年を上回ったが、加糖ストロベリー、無加糖のパパイヤ・マンゴー、パイナップル、「その他」など大幅に減少した品目が目立った。金額ベースでは1.6%減の16億2,657万円。1kg当たり単価は平均326.2円で前年比0.3%増、上昇基調が一巡し小幅な上昇となった。中国産は合計1,832tで前年比17.3%減と再び減少に転じた。中国産の平均単価は249.9円で前年比10.1%安となった。

無加糖ベリーは26.4%増と3カ月ぶりのプラス、前年大幅減の反動も影響した。トップシェアのカナダが25.4%増と再びプラスに転じた。2位の米国は前年6割減の反動で14.1%増と若干回復し3カ月ぶりのプラスとなった。平均単価は343.3円で1.3%安に転じた。

無加糖ストロベリーは45.1%の大幅増。2カ月連続にプラスとなった。トップシェアの中国が9.9%減と2カ月ぶりマイナスとなったが、チリが9.6倍増と伸長、ポーランドも5倍増の130tとなった。平均単価は275.6円で前年比11.1%高。

加糖ストロベリーは14.5%減と2カ月ぶりのマイナス。トップシェアの中国が6.9%増と8カ月ぶりのプラスとなったが、米国が62.1%減とマイナスに転じた。チリなど南米やタイは当月も実績がなかった。平均単価は282.3円で前年比11.2%安と一転下落した。

無加糖パパイヤ・マンゴーは19.4%減と7カ月ぶりのマイナスとなった。トップシェアのペルーが9.2%増と7カ月ぶりのマイナスとなった。タイも35.2%減と4カ月ぶりのマイナス。ベトナムは4倍増と前年8割以上減少した反動があり2カ月連続のプラスとなった。平均単価は506.6円で13.4%高と高値。

無加糖ラズベリーは14.5%増と3カ月ぶりのプラス。セルビアは40%増と2カ月連続伸長、トップシェアのチリが前年減の反動もあり27.9%増。平均単価は462.6円で13.3%安と下落に転じた。

無加糖パイナップルは70.7%減と大幅減に転じた。フィリピン、インドネシアは当月実績がなく、タイは8割減など東南アジアが総崩れとなったため。

〈冷食日報 2019年1月8日付より〉