ケンコーマヨネーズは2月17日に春夏新商品9品(冷凍2品、冷蔵5品、常温2品)を発売する。海外で人気のディップソースに着目した商品をはじめ、インバウンド需要や調理の簡便化を意識した商品、食の多様化に応える商品を開発。新商品を使用したメニューを200以上用意して、提案を強化する。

2月3日には東京・高井戸の東京本社クッキングラボで新商品発表会が開かれ、商品開発本部長の矢野輝彦氏が商品特徴を紹介した。冷食は2品。「もち麦入り五穀のサラダ」は食物繊維が摂れると話題の米粒麦、もち麦、こがし麦の3種の大麦を主役に、発芽玄米とキヌアを加えた穀物サラダ。食物繊維は100gあたり分析値5.8g。フレンチドレッシング風味の味付けで野菜と相性が良く、下味をつけず、そのまま使用可能。「健康イメージがあり人気の高い穀類を使用し、サラダのベースとなる商品を開発した」。「惣菜亭 焼き目入り錦糸卵」はこんがりと焼き目が入った手作り感のある一品。従来製品と比べて最も幅の広い5mmでカットし、卵の存在感と風味を際立たせた。香ばしい風味とほど良い甘さで、冷やし中華などさっぱりしたメニューと相性抜群だ。
「惣菜亭 焼き目入り錦糸卵」

「惣菜亭 焼き目入り錦糸卵」

 
海外のトレンドをいち早く発信すべく、リサーチを重ねて商品開発した斬新な商品が「ヨーグルトザジギ」(冷蔵)。ザジギは、ヨーグルトをベースにきゅうり、レモン、ハーブを加えたギリシャ料理である。鮮やかで上品な見た目で、メニューに彩りをプラス。料理や揚げ物、サラダ、パンなど様々な食材と組み合わせて使用できる。「定期的なリサーチで試行錯誤を重ね、かなり研究した。日本市場にマッチするテイストに仕上げた本格的な味わいで、メニュー単価向上にも貢献する」。
 

「ヨーグルトザジギ」

「ヨーグルトザジギ」

 
また、インバウンド需要や健康志向の高まりに対応したのが「やさいと大豆ミートの担々辣醤」(冷蔵)。18年10月に発売後、好調に推移している「やさいと大豆ミート」シリーズの4品目。大豆ミート、たけのこ、しいたけ、ピーナッツなどで具材感を創出して食べ応えがあり、唐辛子と参照のピリッとしびれる辛さが特長。具材と調味液のバランスで幅広いメニューに使いやすい固さに仕上げている。
 

「やさいと大豆ミートの担々辣醤」

「やさいと大豆ミートの担々辣醤」

 
その他、冷蔵では紅色が映えて食感が心地よい「和彩万菜 蓮根と鶏肉の梅仕立て」、北海道の郷土料理「子和えこんにゃく」を参考とした「和彩万菜 五品目の子和え」、歯ごたえが良い「せんぎりシャキシャキTM ポテトサラダ」を投入。また、ほのかな朱色でメニューを彩る「紅茶香るドレッシング」と、ごま油の風味が特長の「香味中華ねぎドレッシング」も発売する。
 
島本国一常務執行役員は新商品発表に先立ち「リサーチ情報をもとに、グローバルな視点や新素材、新テイストを積極的に取り入れて、サラダ料理や食の可能性を広げたい。より多くのお客様に商品を選んでもらえるよう努めていく」と意気込みを語った。
 
〈冷食日報 2020年2月5日付〉