本紙が推定した2016年のRTD市場は前年比111.5%の1億6,514万箱(家庭用、250ml×24本換算、ハイボール缶含む)となったもようだ。9年連続で過去最高を更新した。“スッキリとした味わいでキレがよい”の新商品が各社からラインアップされ、食中酒需要を取り込んだ。

これまで主にビール類から消費が流入していたものが、焼酎・ワイン・ウイスキーなどからも流れ込んでいるとみられる。また業務用市場では「ネオ大衆酒場ブーム」から〈レモンサワー〉が人気となっていることも後押ししている。

「カロリーオフ」「糖質ゼロ」などが特徴のスピリッツ規格が伸びており、果汁系スタンダードのリキュール規格があるが、本紙推計で比率はそれぞれ49%、51%と拮抗している。どちらも「高アルコール(ストロング)」系が手頃な価格でしっかり酔え、飲み応えがあるため、人気を集めている。