国税庁がまとめた2016年11月の酒類課税数量(国産酒=国税局分と、輸入酒=関税局分の合計)は前年同期比3.2%増の76万3867klで、3カ月ぶりのプラスとなった。1~11月の累計は0.8%減。

11月プラスに転じた要因としては、ビールが2.8%増、リキュールが1.0%増、スピリッツ類が26.0%増と、数量が大きなカテゴリーのものがプラスになったということが挙げられる。スピリッツ類については2015年12月以来、プラスで推移している。11か月前月大幅減となってしまった果実酒は、5.8%増とプラスに転じた。

好調な酒類が多かった2016年11月ではあるが、清酒が1.8%減、合成清酒が4.1%減、甘味果実酒が6.8%減と波に乗れない。甘味果実酒は1月~11月の累計でも21.9%減となっている。

ブランデーは全体では14.0%増、国内出荷では20.6%増となったが、輸入は31.6%減とかなり大幅に落ち込んだ。数量が少ないため、全体に及ぼす影響は少ないが、輸入酒のカテゴリでは11月単月で最も大きな落ち込みとなる。リキュールについても、国産はプラスとなっているが、輸入は3.3%減のマイナス。