3月のビール4社のビール類販売1.1%減、樽生は1%増

本紙が推定した3月のビール4社のビール類販売数量は、前年比98.9%の3,302万c/sとなった。ビールは新製品が多く、100%を超えた。

旬ごとにみれば上旬が107.5%、中旬が83.5%、下旬が105.7%。出荷日数は前年と同じ。ただし、出荷量が膨らむ金曜日が上旬は1日多く、中旬が1日少なく、下旬が1日多かった。これが旬ごとの凸凹に反映している。また、初旬の好調は、新商品の初動のヤマが集中したことも大きい。アサヒ「スーパードライ エクストラハード」(3月14日発売)、サントリー「新ザ・プレミアム・モルツ」(同)、サッポロ「ヱビス華みやび」(3月7日)など。

なお、中旬の落ち込みは、昨年はアサヒ「ザ・ドリーム」が3月22日発売だったことの裏が大きい。

(続きは本紙で)