日本酒造組合中央会がまとめた1~2月の清酒出荷数量は前年同期比1.8%減の7万785klとなった。その中で、吟醸酒は5.3%増(うち純米吟醸酒は11.6%増)、純米酒3.3%増とともに好調を維持している。しかし現在の傾向がそのまま反映されたような数値の動きで、本醸造酒が9.0%減、一般酒が2.0%減と特に本醸造酒の動きは芳しくなく、単月でも6カ月連続の下落となっている。

単月では先ほどの本醸造は8.5%減、一般酒は1.9%減となった他は上昇。吟醸酒は5.0%増(うち純米吟醸酒は9.6%増)、純米酒は1.2%増となっている。調子の良い吟醸・純米はしばらく上昇が続くと見られ、本醸造酒の大幅な減少と、数量が多い一般酒の減少をどれだけカバーできるか。

主産地2月単月出荷量は累計は兵庫(0.2%増)は微増も、京都(3.3%減)は減少。昨年の増減が逆だったこともあるが、兵庫(4.9%減)京都(0.2%減)新潟(3.9%減)埼玉(2.0%減)と軒並み減少が目立つが、数量で4位の秋田(1.3%増)は一般酒がプラスになったこともあってか上昇となった。

2ケタ増となった県は千葉県(54.8%増)山口県(32.7%増)静岡県(14.4%増)の3県。他にも三重、高知、熊本がプラスとなった。

逆に2ケタ減となった県は青森県(13.5%減)、大阪府(11.7%減)、鳥取県(10.8%減)、石川県(10.7%減)栃木県(10.5%減)大分県(10.5%減)佐賀県(10.1%減)の7県。いずれも傾向としては吟醸酒以外が不調。佐賀県では本醸造酒で48.8%減と、ほぼ半減となっている。