4月の小売価格動向を、総務省の消費者物価指数、小売物価統計から探る。

消費者物価指数では、酒類ではプラスとなっているものの、全国での前年比、前月比でのマイナス品目が増加。前年度では清酒、ワインが前月に引き続き、焼酎とワイン(輸入品)がマイナスに転じた。

小売物価統計を見てみると、前月まで上昇基調だったビール類は前年比では様子は変わらないものの、前月比ではちらほら下落となる都市も。6月の酒税法改正に向けて需要の先取りを行った小売店が価格を下げたことや、メーカーの価格政策などが原因と考えられる。 

清酒については依然下落基調で、焼酎については先月より下落品目が増加。

なお、ウィスキーについては昨年4月にサントリーが行った値上げの影響がまだ続いているため大幅上昇。ワイン(国産・輸入)については7月に調査対象商品の変更があったため、前年比での大幅な差が発生している。