国税庁がまとめた1~4月の酒類課税数量(国産酒=国税局分と輸入酒=関税局分の合計)は前年同期比0.9%減の254万8,284klだった。4月単月では4.2%減となっている。

清酒は本醸造酒の大幅な落ち込みを好調な吟醸酒と純米酒でカバーしきれず累計、単月共にマイナス。焼酎宮崎県の芋焼酎が好調ではあったものの、累計ではその他の県が前年比を下回ってしまいマイナス。

単式蒸留焼酎もマイナスだが、国内産のものより国外産のマイナスが深刻。主要産国である韓国との関係悪化も一因か。

ビールはゴールデンウイークの影響や営業日数の関係で単月6.5%減。発泡酒や堅調な新ジャンルについてもマイナスとなっているが、5月には大幅な仮需が発生しているため単月では前年比2ケタ増となり、1~5月累計ではいずれのジャンルも100%越えとなりそう。

果実酒は国産、輸入ともに好調。昨年は今ひとつ伸びず苦戦していたものの、チリとオーストラリアが好調で今年に入ってからは累計で5%前後のプラスを保っている。改正酒税法の影響も、本紙調査やPOS平均価格を見ても価格の変動はなく、5~6月でも影響はなさそう。