メルシャンの輸入デイリーセパージュワインシリーズ「ワールドセレクション」が好調だ。2月に「カベルネ・ソーヴィニヨンフロムチリ」と「シャルドネフロムオーストラリア」の2品(共に参考小売430円)を新発売。発売月に年間目標の2割を達成し、6月下旬には、累計販売数量が60万本を突破。3カ月で、年間目標の50%を達成した。


同シリーズは、ワイン市場のすそ野拡大に向け、分かりやすさと、買いやすい価格設定の新ブランドとして立ち上げたもの。ワインの飲用頻度・量の少ないミドル・ライトユーザーは、ワインを購入する時に「中味が分からず、何を購入して良いか分からない」「産地や品種によっての違いが分かりにくい」などのハードルがあったことから、「産地や品種などを明示して分かりやすく表現すること」「高い品質を維持しつつ買いやすい価格設定を実現すること」にフォーカスし、新たな選択基準を提案。現地ワイナリーと同社の技術力を融合し、高いレベルのぶどう選別・品質管理と消費者の嗜好に合わせた香味作りを実現した。


パッケージも品種・産地を分かりやすく表現し、日本語表記も加えることで、視覚的な分かりやすさにこだわった。


22日には、「ワールドセレクションテンプラニーリョフロムスペイン」を全国で発売。同品の追加で、新たな品種を提案し、「ワインを選ぶ楽しみ」を提供するとともに、ワイン市場の活性化を図る。


日本とEUの経済連携協定交渉合意で、EU産ワインの関税即時撤廃が話題になる中、同シリーズも今後、新たな展開が見られそうだ。

〈食品産業新聞2017年8月28日付より〉