4月から酒類容器回収商品(ビール類・リキュール)を価格改定―キリン

キリンビールは、今年6月に施行された改正酒税法及び酒類業組合法の「酒類の公正な取引に関する基準」と、厳しい物流環境を踏まえ、2018年4月1日から、酒類容器回収商品(びん、樽詰容器のビール類・リキュール)の一部商品の生産者価格を改定する。

対象商品は表に示したとおりで、「ブルックリン大樽」「よなよなエール大樽」「零 ICHI 小壜」「ホワイトホース樽詰ハイボール」は価格改定しない。

同社では、価格改定の理由について2点をあげる。「酒類容器回収商品の代表であるリターナブルびんは、お客様の飲用後にメーカーに回収され、洗浄されて何回も再利用されており、“リユースの優等生”と言われてきた。飲食店向けの樽詰商品も同様に再利用され、廃棄物の減量化と資源の有効活用に繋がっている。一方で、お客様の飲用の多様化や料飲市場の環境変化に伴い、酒類容器回収商品は減少傾向にあり、特に、びんに関しては業界全体でこの10年間で約4割減少している」こと、ならびに「同時に容器回収の仕組みを支える酒類業界の物流環境はドライバーを含めた人手不足、賃金の高騰など長期的に物流コストが上昇する傾向が続いており、当社取扱いの酒類容器回収商品(びん、樽詰容器のビール類・リキュール)は総販売原価割れの改善が必要となっている」としている。

〈酒類飲料日報2017年11月29日付より〉