「タイガービール、アジアンレストラン以外のウイング広げる」/ハイネケン・アジア・パシフィック・エクスポート社

期間限定の「TIGER 勇気BAR」では、エネルギー溢れる音楽・フード・アートのコラボを提供
ハイネケン・アジア・パシフィック・エクスポート社は、ハイネケン社(オランダ)傘下のシンガポールの「タイガービール」への投資を強化し、グローバルブランドに育てる。日本での販売会社は日本ビール。

日本では、ポップアップバー「TIGER 勇気BAR」を期間限定でオープンする。5月25日から7月7日まで、「MEZZO」(東京都六本木)で実施する。

「タイガービール」は1932年にシンガポールで製造を開始して以来、シンガポールだけでなく東南アジアを中心に高い人気を得てきた。「TIGER 勇気BAR」は「タイガービール」が実施中のグローバルキャンペーン「The Uncaged(解き放つ)」の東京イベントとして開催する。「The Uncaged」は音楽、アート、フードのジャンルにおいて、自らの情熱で世界をポジティブに変えていこうとするアップカミングなクリエイター「Uncaged Hero」を発掘していくイベントシリーズ。各地域で選ばれた「Uncaged Hero」は「タイガービール」の様々なイベントに参加し、世界中の人々の情熱を刺激するとともに、“Uncaging creativity(クリエイティビティを解き放つ)” という「タイガービール」のDNA とブランドイメージを伝えていく。

「TIGER 勇気BAR」では、日本とアジアのクリエイターをフィーチャーし、6名の「Uncaged Hero」が参加。六本木の人気ラグジュアリーBAR「MEZZO」を「タイガービール」の世界観を全面に表現した空間に変貌させ、独創的かつ情熱的で、エネルギー溢れる音楽、フード、アートの最高コラボレーションを提供する。

ハイネケン・エクスポート社、マーケティングマネジャーのメリル・ホー氏は「日本ではプレミアムビール市場が拡大している。タイガービールというチョイスを提案したい。今年から本格的に取り組む。ターゲットは25~35歳男性。今まではアジアンレストランが中心だったが、領域を広げていきたい」と語った。

〈酒類飲料日報 2018年5月28日付より〉

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