アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパンは6日、アメリカ・シカゴのクラフトビールブランド「グースアイランド」からブルワーのマーク・ウェイナート氏を招いたテイスティングセミナーをCraft Beer Market 三越前店で開催した。同ブランド設立30周年を記念してのもの。

「グースアイランド」は1988年に梱包材の販売をしていたジョン・ホール氏が設立した醸造所で、当時イギリスへの出張が多かったジョンは、イギリスのパブで飲まれている多様なビールをアメリカでも生産し飲んでもらいたいという思いから同社を設立。設立当初はブルーパブとして営業をしていたものの評判が評判を呼び、すぐにキャパシティが限界を迎えたため95年には醸造所を新設。スタンダードなエールビールに加え、個性的なビールを多く造り出している。また、ホップの栽培にも力を入れており、パートナーシップを結びホップの栽培を行うほか、新品種の開発も行う。

ウェイナート氏は「かつてアメリカにも様々な酒類のビールがあったが、禁酒法により醸造所が激減し多様性が失われていた。当社が設立した当初、アメリカ国内には40場ほどでそのほとんどがピルスナーを中心に作っていた。しかし現在では、4,000を超える醸造所が設立され、それぞれの地元にそれぞれのクラフトビールがあると言える。当社では、創立者がアメリカ人に飲ませたかったイギリスのエールビールや世界各国の個性的なビールのスタイルに、シカゴの要素を盛り込んだビールを製造している。フードとのペアリングもぜひ楽しんでもらいたい」と話した。

〈酒類飲料日報 2018年6月11日付より〉

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