太田商店は23日、東京都文京区の同社中央支店にて「2018シルキースノータイム&冬商材試飲会」を開催した。

今回の試飲会では同社が企画するオリジナル商品「シルキースノータイム」や、ギフト向け高級酒、燗酒にピッタリの日本酒など計49点が展示され、同社と取引を行う酒販店の担当者など約160名が来場した。

「シルキースノータイム」は今年で発売16年目となる冬季限定の同社オリジナル商品で、全て加熱処理(火入れ)されている為、同時期に多く流通する「しぼりたて」と銘打って販売されることが多い「生酒」に比べて品質が変化しづらく、また、販売期間を10月から翌年2月までと限定することで売り残りのリスクを抑えることが出来る商材だ。また、(同社オリジナルの為)比較的他店の取扱商品とも競合しづらく、売場の差別化を図れる商品として酒販店などから高評価を得ており、昨年は間口の拡大などもあり前年比180%程度の大幅増で着地。今年に関しては「2ケタ増を目標としている。フォトコンテストなどの企画を有効活用し、売上の拡大に繋げていきたい」と萱原明雄執行役員。今回の展示会については「商品紹介はもちろんの事、冬の需要期に向けて魅力的な提案ができるようなコーナーも設置。売場づくりのヒントにしてもらえれば」と話した。

今年は山梨銘醸(七賢)、寒菊銘醸(寒菊)、富士錦酒造(富士錦)、三千櫻酒造(三千櫻)の4社が新たに「シルキースノータイム」を発売。これまで取組んできたメーカーと合わせて合計18アイテムが展開されている。

初参加となった山梨銘醸の営業担当者は商品特長について「当社商品では全て共通していることだが、火入の温度には非常にこだわっている。“シルキースノータイム”は火入れ処理を施していることが条件なのでもちろん火入れを行っているが、生酒のようなフレッシュな味わいを楽しめる日本酒が出来た」と品質をアピール。また、寒菊銘醸は「千葉県産の五百万石を100%用い、スッキリとしつつもしっかりとした味わいの商品に仕上がった。魚の刺身や、塩や醤油ベースのスッキリとした鍋料理と合わせるのがおすすめ」と話す。

〈酒類飲料日報 2018年10月25日付より〉