「アサヒエコマイレージ」取り組みで墨田区の社会福祉団体に計40万円寄付/アサヒGHD

左から墨田区社会福祉事業団・高野理事長、アサヒGHD・奥田専務、墨田区社会福祉協議会・西原会長
アサヒグループホールディングスは22日「アサヒエコマイレージ」の取り組みとして、積み立てたポイントを墨田区社会福祉事業団ならびに墨田区社会福祉協議会に寄付した。

「アサヒエコマイレージ」はアサヒグループの事業所・従業員がボランティア活動の参加回数を積み立てる制度。事業所や従業員個人が地域の清掃活動や献血といった社会貢献活動に参加したのち、社内イントラネットを通じて登録することでポイントが積み立てられる。積み立てたポイントは独自の算出方法で金額換算し、各地区の団体に寄付される仕組みとなっている。

同社は2002年から活動を始め、これまで695団体に対し合計約6,600万円を寄付しており、今回は両団体合計で40万円を寄付した。

また、同日東京都墨田区のアサヒグループ本社ビルにて寄付贈呈式を開催。アサヒGHDからは奥田好秀専務取締役が出席し、墨田区社会福祉事業団の高野祐次理事長と墨田区社会福祉協議会の西原文隆会長に寄付金を手渡した。

奥田専務取締役は今回の取り組みに関して「当社は上場会社の為、売上や利益といった財務的価値向上を図ることはもちろん、社会的課題の解決に貢献することで社会的価値の向上についても努めており、実際に本年を最終年度とする中期経営方針においてもESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みを重点課題の1つとして掲げている。本日は墨田区の企業市民として両団体の活動に賛同し寄付する事となった。地域の子どもから高齢者まで安心して暮らすことが出来る活動に使って頂ければ幸い」と話した。

寄付金を授与された墨田区社会福祉事業団の高野理事長は「寄付金については事業団が区から運営受託している墨田福祉保健センターなどの事業に使う予定。福祉の充実に役立てたい」と話し、墨田区社会福祉協議会の西原会長は「寄付金は墨田区に住んでいてよかったと喜んでもらえる街づくりを行うための貴重な財源として使わせて頂くつもりだ」と寄付金の使い道について語った。

〈酒類飲料日報 2018年11月26日付より〉