“力強いコクと飲みごたえ”の新ジャンル「本麒麟」は、2018年のビール類新商品で最大のヒット商品となった。3月13日発売、コンビニで145円(税込)前後。6月に年間販売目標を当初予定の約510万ケース(大瓶20本換算)の5割増となる約790万ケースに上方修正した。11月には、修正目標のさらに1割増(当初予定の約7割増)となる約870万ケースに再上方修正した。

過去10年のキリンビール新商品でも売上No.1(発売から7カ月間の累計出荷実績で比較)となり、「のどごし〈生〉」に次ぐ、13年ぶりの大型新商品となった。 爽やかな香りと上質な苦みが特徴のドイツ産ヘルスブルッカーホップを一部採用し、同社主要新ジャンル商品の1・5倍の時間をかける長期低温熟成により雑味を低減し、よりコクが感じられる味わいに仕上げた。アルコール度数も6%と少し高めに設定することで、力強い飲みごたえとした。

同社では好調の要因を▽高い味覚評価で、リピート購入が増加▽「おいしさ」にフォーカスして、俳優の江口洋介さんなどを起用したCMが好評▽CMと店頭を連動させた訴求▽「おいしい」というポジティブな口コミ――を挙げている。

〈食品産業新聞 2018年12月3日付より〉