「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」に来場者7,200人、「SAKE NIGHT」も開催

日本酒造組合中央会(篠原成行会長)は6月15日、東京都豊島区の池袋サンシャインシティで「日本酒フェア2019~世界で一番日本酒が集まる日~」を開催した。今年で13回目の開催で、全国各地から日本酒が一カ所に集まる規模としては世界最大、数は1,000点を超える。全国新酒鑑評会の金賞を含めた受賞酒約400種類のきき酒も行われた。当日は、2部制で開催されフェアには約7,200人が来場した。

開催に先立って、14日には同会場で各国の大使館、商工会議所、国際友好団体、特派員などの外国人100人を対象に「SAKE NIGHT 2019 from All Over Japan」を開催、日本文化や日本酒の特徴を伝えるセミナーのほか全国新酒鑑評会の受賞酒のきき酒を参加者らが行った。

「SAKE NIGHT 2019」で実施されたきき酒

「SAKE NIGHT 2019」で実施されたきき酒

「SAKE NIGHT 2019 from All Over Japan」開催に当たって、篠原会長は「日本酒の世界のファンになっていただいて、今後ぜひアンバサダーとなってほしい」とあいさつ、参加者へ呼びかけた。
 
セミナーでは、北斎漫画の研究者浦上満氏が葛飾北斎と北斎漫画について講演、日本文化を伝えた。また、酒類総合研究所の後藤奈美理事長が日本酒セミナーを行い、日本酒の作り方などを語った。

日本酒造組合中央会 篠原成行会長

日本酒造組合中央会 篠原成行会長

〈酒類飲料日報 2019年6月18日付〉