サッポロホールディングスは7月18日、シードアクセラレーターのサムライインキュベートと共同で「サッポロビジネスコンテスト」の最終発表会を開催した。

同コンテストはサッポログループの新たな成長の機会となる新規事業創造を目的としており、昨年12月3日から社内公募で選ばれたサッポログループの社員とスタートアップ企業が共創し「社会課題を解決する次世代『酒』『食』『飲』事業の創造」をテーマに原料調達から製造、物流などすべてのバリューチェーンにおける新規事業の可能性を模索してきた。

当日は最終選考に残っている5チームの中から、チャットボット型ビール定期配送サービスを提案した「サッポロン」と、冷蔵庫の中身から作れるレシピと購入すべき食材をチャットで提案するシステムを提案した「聖域なきキッチン改革」の2チームが事業化挑戦権を獲得した。

サッポロホールディングスの尾賀真城社長は今回の審査会について「今までと違った視点を重視し審査を行った。今回決まったのはあくまでも事業化の挑戦権を獲得したということ。まだまだ粗削りで、ブラッシュアップが必要」と講評。

続けて「2つの提案を選んだが、今回の審査会にはサッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポロライオンの幹部も参加しており、事業会社から“サッポロン”と“聖域なきキッチン改革”以外のチームに票が入っており、今後個別に判断をさせていただく可能性もある」と審査の舞台裏の様子を参加したチームに語った。

最後に「参加チームの皆様は今日まで大変な苦労をされたと思う。取り組みを通じて我々としても刺激を頂くことができた。皆さんの努力に敬意を表したい」と締めくくった。

〈酒類飲料日報 2019年7月22日付〉